こんちは、占い師のshinjiです。
何年くらい前ですかねー、2010年よりは前のことだと思うんですけど。
そのころ私はまだ名古屋に住んでまして。
たまに東京に遊びにくると、関東のお友達が徹夜で歓迎してくれたんですね。
で、ある暑い夏の夜、お友達二人とぼくの3人でごはん食べてブラブラして、
終電なくなって今からどうしよっか、ってなったとき、
友人Aくんが言い出したわけですよ。
「いまから将門の首塚行ってみない?」
もうね、アホかと。バカかと。
時刻はすでに深夜1時を回ろうかという時間。
丑三つ時に関東最恐心霊スポットに突撃ですか。
いいね!行こう!
そんなわけで新宿から大手町までテクテク歩きまして、
やってきました平将門の首塚。
地方民的には初めて訪れたスポットなわけですが、
噂に聞いていた心霊スポットって感じは全然しません。
おどろおどろしい空気が全くなし。
むしろ古刹の本堂みたいな静謐な空気が漂っていました。
というか、どこからともなくお線香の匂いが・・・。
火のついた線香がお供えされてました。深夜3時。
こんな時間に人来るとか、そっちのほうが怖いですw
当初の思惑とは異なる方向性で軽く恐怖を覚えつつ、
改めてロケーションをチェック。
おや?境内に酒樽が奉納されてますね。相撲取りの人が正月に叩き割るようなやつ。
さすがゴージャス。
酒樽のあたりから、何か霊感にヒットするものを感じますね。
ちょっと心眼の感度を上げてみましょうか。
あー酒樽の上に誰か腰掛けてますね、肉眼では見えませんけど。
光ってる人が酒樽の上にあぐらをかいて、枡でお酒を飲んでます。
金色の鎧を着けて、なんか古風というよりいにしえ風な髪型ですね。
もしかして本人でしょうか。
「こんな時間にだれぞ来おったのう」という感じで、なんとなく佇んでおられます。
ご本人を目の前にして多少やりにくい気はしましたが、
来たからにはお詣りするのが礼儀。
お経を上げながら心の中で念じます。
「縁あって当地を訪れることが出来ました。
今後につながるような神縁を賜れますように。」
すると、一拍して心の中に強く浮かんでくるイメージがありました。
流麗な唐草文の施された黄金の鞘に納められた、一振りの日本刀。
妄想でしょうか。いいえガチです。
なぜなら、心の中で受け取ったものであるにも関わらず、
鞘から抜けなかったから。
妄想であるなら、もっと自分に都合が良くてもいいはずです。
封印されていたみたいですね。
自力で封印を解けるまでレベルを上げろ、ということのようです。
レベル上げたらまたおいで、という意味でもあるので、
これ以上ない神縁をいただいたと言えるでしょう。
将門さまへ丁重に御礼申し上げてその場を後にしました。
封印されていた刀がどうなったかはまた後日。