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生まれて初めて買った石。

初めまして、あやめです。私が担当する最初のブログ記事です。

最初に何を書こうかなーと考えていたのですが…
この文章を読んでる方は、私の友人知人を除けば大体は「天然石」「パワーストーン」に興味のある方と思うので、今日は私が生まれて初めて買った石のお話を。

皆さんが最初に石を買ったのはいつでしょうか?
私は大学生の時です。

今から30年以上前。
当時は、宝石を除く鉱石などは今ほどの市民権を得ておらず、「パワーストーン」なんて言葉すら存在していませんでした。今では1つの町に1つはありそうなくらいの石のお店が当時はどこにもなかったんです。 なんか、、、考えられないですよね?(笑)

小学生の頃に、とんでもなく不自然なきっかけがあり(これは後日また書きたい)、「キラキラ光る石」に魅了された私ですが、 九州の片田舎に住まう中高校生には、どうやって「アレ」が手に入るのか?ということすらわからなかったんですね。まあせいぜい、河原で石やら硝子やらを拾うくらい。当時ワクワクの宝庫だった「魔女の家」ですら、そんなものは売ってなかった。数年後には扱ってたんだろうけど、絶妙にタイミングが合いませんでした。

そうこうしてる内に大学に進学。はしゃいで渋谷や新宿に出かけていた頃も、偶然見かけるようなことはありませんでした。あるところにはあったんけど、まだ数が少なかったんですね。 それこそ、紀伊國屋書店の1階にある、化石のようなものを売っているショップなどには並んでいたんはずなんです。けど、紀伊國屋は紀伊國屋でも私は、どちらかというと紀伊國屋ホールでやってた演劇に夢中で、毎日どこかで必ず芝居がかかっていることに大感激&大興奮でした。世はまだまだ小劇場ブーム。「大学に行けば演劇ができる!」の一念で受験勉強がんばりましたからね。

たとえその時、そういった店に出会ったとしても、学生のお財布で気軽に買えるような石はなかったでしょう。それに、いわゆる鉱石みたいなのは、今でこそ魅力がめちゃくちゃわかるのですけども、10代の女子的にはそこまで魅了されるものでもなく「キラキラ光ってる」「たまに雑誌とかで見かける」「丸くてかわいい色」の石を私は求めてたんだと思います。

じゃあ、どこで最初の石を買ったのか?
結局、地元でした(笑)。

大学一年生のどこかだと思うのですが、帰省した折り、隣の市までお買い物に出かけました。とっくに閉店してしまいましたが、大分のPARCOです。

私はファッションにはほとんど興味がありませんでしたゆえ、本来、まったくもって縁遠い場所でもあったのですが、地下に入っている書店だけは別。ここに置いてある本は、 田舎の本屋のラインナップとはもう本当に他とはひと味もふた味も違った魅力的なものがそこかしこにあり、しばしば立ち寄っては、 蝶々のようにフラフラと蜜の味を求めてさまよい歩き、時間を費やしていたように記憶しています。

PARCOの上階には特別催事場のようなスペースがありました。
私のルートはもっぱら、地下1階の書店、中途階飛ばして、その(確か)最上階。何か面白いことやってないかなーと覗くのが定番でした。中古レコード市などやってたなぁ。

で、いつものように半ば自動的に上階へとやってきたら、そこで、天然石販売がされてたんですね。「え?」と「うわー!」と「きゃー!」と「あった!」がない交ぜになって、じわじわあがって来ましたね。

地元の言葉で言えば、「さすがPARCOやな!」みたいな感じですよ (笑) 。スイッチオンっす。
目がくわっと開いて、動きが1.2倍くらい俊敏になりました。

あー長くなっちゃったので、続きます。


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