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セドナ着く前に泣いてるやつwww

わたしです ^o^

2017年にセドナっていうパワースポットに行ったんすよ。アメリカの。有名なグランドキャニオンに近い、同じような大峡谷。

ネイティブアメリカンの聖地で、欧米圏のスピリチュアルな人たちはヴォーテクスって呼んで、こぞって訪れるのね。(vortex、パワーの渦。日本語でパワースポットに相当する単語)

とても良い場所だ、と嫁に推されて、半信半疑ながらバスに揺られて6時間。

セドナ少し手前の風景写真

現地に入る前にガチ泣きしましたw

別に大地のパワーを感じて共感したとかではない。ていうかそんなものは特に感じられない。

ただただ景色が素晴らしかった。

セドナへの道行きは、森にも山にも遮られずに、世界の果てまで見渡せるかのような大地が広っていた。

視界をふさいでしまうほどではない大きさの小山がまばらに点在してたんだけど、どの山も同くらいの高さで、切り取ったようにてっぺんがで平らだったんだよね。

なんでこんな形してんのかな、と少し考えて、浮かんできた答えはものすごい衝撃だった。

あっち・・・が地面だ…!

子供の頃に学校の図書室の本に書いてあった。
大地が河に侵食されて巨大な谷が出来たと。
その土地はアメリカにあり、グランドキャニオンと呼ばれていると。
30年前の一欠片の知識がいま、実体験となって目の前に、足元にある。
あれは山ではなくてかつての平地、ぼくのいるところが谷なんだ。

この地形が出来上がるのに、何万年、あるいは何億年掛かったと書いてあったのかまでは覚えていない。
仮に1億年としよう。

ぼくはいま、1億1年目・・・・・に立っている!

時の流れの最先端にいるということへの唐突な理解。

この大地が生まれた遥かな過去は、過ぎ去ったものでも隔たったものでもない。
今のぼくと確かにつながっていた。

そんな実感が強く強く湧いてきて、ぼくは涙が止まらなかった。
今この瞬間のために、この場所はぼくを待っていた。そんなふうにさえ感じた。
ちょっと感じやすい人の空想に過ぎないのは分かっているけど、真実は僕だけが知っていればよいことだ。

セドナの滞在中はふつうだった。パワースポットとしては日本の神社のほうが強いんじゃないかな?

嫁によれば、僕みたいに泣きたいような気持ちになること自体が聖地の効能だそうだけど、よく分からないや。

興味が湧いたらあなたも行っておいで。行って1億3年目を体験してくるといい。

セドナは今日もあなたを待ってるよ。

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